【頭皮と毛髪のことを知ろう】①皮膚の仕組み

毛髪のことを知る前に、まずは皮膚の仕組みから。

健康な髪の毛が生えてくるには、健康な頭皮があってこそ。

まずは皮膚から学んでいきましょう。

 

 

下は皮膚の断面図です。

 

 

 

皮膚は断面図のように、下から 皮下組織、真皮、表皮という層になっています。

この中で、皮膚の主役となるのが真皮です。

真皮には血管が通っているため、お肌のハリや弾力はここで決まります。

栄養バランスの良い食事をとって、血流がよいと、血液に乗って酸素や栄養が届けられ、真皮の状態がよくなります。

真皮の状態がよくなると、「線維芽細胞」に栄養が行き、活性化されます。

そうすることで三大美容成分(ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン)をうんでくれます。

 

 

 

また、真皮は表皮に栄養を届けます。

表皮は一番下の基底層がどんどん細胞分裂をし、上へ上へとあがっていきます。

そして、最終的には垢となってはがれおちます。(これをターンオーバーと言います)

 

表皮の一番上の角質層は薄い膜ですが、ほこりや菌などの刺激が体の中にはいらないようにする「バリア機能」と、体の水分が体の外に過剰に出ないようにする「保湿機能」の役目があります。

 

皮膚は細胞分裂を繰り返して、最終的には垢となってはがれおちますが、頭皮の場合はフケです。

ターンオーバーが正常に働くと、頭皮は潤いがあり、外部刺激から体を守ることができます。

通常はフケは目に見えなくらい細かいのですが、ターンオーバーが正常に働かないと新しい皮膚が作られていないのにどんどん皮膚が剥がれ落ちてしまい、頭皮の乾燥や外部刺激に弱い状態になってしまいます。

 

皮膚のターンオーバーが乱れる原因(加齢以外)

・睡眠不足

睡眠中は成長ホルモンが分泌されます。

とくに、入眠してから最初の3時間がとても重要です。

皮膚のバリア機能に働きかけて皮膚の炎症を抑えるコルチゾールは、明け方にかけて活発に分泌されます。

睡眠時間が不足すると、このコルチゾールの分泌量のバランスが崩れて肌荒れを起こしやすくなります。

 

・無理なダイエット

・過剰なストレス

ストレスによって自律神経が乱れると、ターンオーバーが乱れる原因となります。

 

・食生活の乱れ

皮膚の健康を維持するビタミンB2,B6が不足すると、肌荒れを起こしやすくなります。

 

・血行不良

血行が悪いと皮膚の細胞に栄養が行き届かなくなります。

 

・タバコ、アルコール

タバコは血管を収縮させ、血流を悪くしてしまいます。

アルコールは利尿作用があるため、体の水分が不足しがちになり、結果としてターンオーバーが乱れる原因になります。

 

・便秘

便秘が長く続くと、腸内の悪玉菌が増え、アンモニアなどの有害物質が発生します。

この有害物質が血流にのって体内に運ばれ、皮膚にある皮脂や角質と結びつき、ターンオーバーを妨げると考えられています。

 

・運動不足

・間違ったスキンケア

角質を落としすぎてしまう洗い方では、皮膚の水分を奪って乾燥させてしまうため、バリア機能が低下します。

 

・紫外線

・乾燥

水分不足によりターンオーバーが遅れます。

 

皮膚のターンオーバーを整える(頭皮を健やかに保つ)ためのポイント

 

・質のいい睡眠

・ビタミン、タンパク質を積極的にとる

・ストレスをため込まない

・タバコ、アルコールを控える

・適度な運動を取り入れる

・便秘の改善をする

・正しいスキンケアをする

・紫外線対策をする

 

 

以上、皮膚の仕組みについてお伝えしました。

健康な頭皮をつくるためには、体の外からと中からの両方のアプローチが必要になります。

 

良い睡眠、栄養バランスの取れた食事、血流をよくする、ストレスの解消法を持つ、正しく洗髪をする、頭の紫外線対策をする。

私たちの体は上手にバランスを保ちながら、細胞分裂を繰り返し、日々生まれ変わっています。

 

健康な頭皮と毛髪をはぐくむために、自分のからだをいたわりながら生活していきたいですね。

 

次のブログでは、頭皮の乾燥や脂っぽさの原因となる、汗や皮脂のことについて書いていきたいと思います。

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