生理前は、夜かなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまうことはないでしょうか。
こちらの記事では、夜寝る前に入浴することで、一度体温を上げて、下がる仕組みを利用して入眠しやすくなる方法をご紹介しました。
しかし、女性は月経リズムによって、女性ホルモンの分泌が変わります。
このホルモンの変化で、基礎体温にリズムができます。
排卵ごろから生理までの14日間は体温が0.5度高くなり、夜の体温の下がり方が十分ではなくなります。
そのため、生理の前は寝る前にうまく体温をさげることができなくなり、寝付くまでに時間がかかったり、途中で目が覚めてしまうのです。
また、生理前は、眠気を誘う「メラトニン」の分泌も低下するので、睡眠の質も悪くなります。
しっかり睡眠がとれないので、疲れも取れにくく、生理前の肌荒れや便秘などの不調も招き、イライラやうつうつとした気分になってしまうのです。
女性の体は生理周期で変わるもの。
生理前から意識して、寝る前はお風呂に入ってリラックスする、ストレスや疲れを溜めすぎない、気分転換を上手にするようにしてください。
責任感が強く、任された仕事を一生懸命する人こそ、この時期は普段頑張っている自分をほめて甘やかしてほしいです。
生理前についイライラして周りに当たってしまったり、うつうつと落ち込んでしまったり、気持ちのアップダウンが激しくてしんどいなあと言う方、ぜひ生活リズムの見直しをしてみてくださいね。