夜の快眠は、朝ご飯をきちんと食べることです。
それは、快眠と体内リズムを整えることに役立つからです。
体内リズムを整えるには、朝起きて光を浴びることと、朝ご飯を食べることが最も重要です。
きちんと朝ご飯をとることで、脳や身体へ大切なエネルギーを補給し、日中の集中力アップにつながります。
さらに、夜ぐっすり眠るためにも実は朝ご飯はとても重要になってきます。
夜になると眠たくなるのは、体温を下げて眠気を誘い、体のリズムを調整する「メラトニン」というホルモンが関係しています。
メラトニンを作るには、「トリプトファン」というアミノ酸が必要なのですが、これは私たちの体の中で作ることができないので、食事からとるしかありません。
夜、メラトニンを作るためなら、夜ごはんにトリプトファンが入った食事をすればいいよね、と考えがちです。
しかし、トリプトファンはすぐにはメラトニンにはなりません。
トリプトファンは、朝ご飯を食べて太陽の光に30分以上あたると、元気のホルモン「セロトニン」になります。
夜になるとこのセロトニンが眠りのホルモン「メラトニン」にかわります。
ですので、メラトニンをしっかり分泌するためには、朝にトリプトファンを含んだご飯を食べることで、寝つきが良くなり、ぐっすり眠ることができるのです。
トリプトファンを多く含む食品は、卵、肉類、納豆、魚、干物です。
夜ぐっすり眠るための朝食は、
和食派なら、ご飯、味噌汁、豆腐、ノリ、魚、卵、納豆など
和食派なら、トースト、サラダ(チーズ、ハム入り)、目玉焼き、牛乳、バナナなど
を中心に摂るのがおすすめです。
ぜひトライしてみてください。