眠りすぎ、食べすぎは冬季うつのサインかも?

最近、寝すぎ、食べすぎる傾向がある、炭水化物がやけに食べたくなる・・・

このようなことがあるなら、冬季うつのサインかもしれません。

 

「うつ病」と聞くと、眠れない、食べられないというイメージがありますが、冬季うつの場合は、寝すぎる、食べすぎるという傾向が見られます。

 

 

冬季うつには、冬の時期独特の理由が関係していると言われています。

冬場は、日照時間が短く、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が減ります。

セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

なぜなら、セロトニンは、ストレスによるイライラを抑えて心と体の安定にかかわるからです。

睡眠や食欲にも影響しています。

ですので、セロトニンが足りなくなると、気分が落ち込んだり、やる気が出なくなったりするのです。

 

また、セロトニンが分泌されることで、メラトニンという夜になると眠気を誘うホルモンが分泌されるのですが、セロトニンが足りなくなると、メラトニンの分泌量も減り、眠りに問題が出てくるようになるのです。

 

冬季うつの改善や予防は、日常生活で工夫することでできます。

 

太陽の光をあびる、リズム運動、食事

 

リモートワークで、通勤せず1日中家の中で過ごす方が増えています。

今までは、通勤のため、駅まで歩いたりして日光に当たっていました。

家の中は明るくても、光の強さは人が感じているほど強くないです。

ですので、太陽の光を浴びる、特に朝の日光は体内時計をリセットしてくれる働きがありますので、朝の散歩はお勧めです。

また、ウオーキングなどのリズム運動でセロトニンを増やすこともできます。

そして、朝の良質なたんぱく質もセロトニン活性に有効です。

 

 

冬の間だけ、うつっぽい感じになるなら、これらのことを取り入れて、元気に冬を乗り越えたいですね。

 

 

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